音と音楽を原点とした事業を通じて「感動を・ともに・創る」
当社は、「感動を・ともに・創る」をブランドスローガンに、生活に欠かせない「音」・「音楽」を原点に培った技術と感性で、新たな感動と豊かな文化を世界の人々とともに創りつづけたいと考えています。事業としては、楽器や音響機器の製造・販売などをはじめ、AV・IT、半導体、リビング、レクリェーション等の幅広い分野でグローバルな展開をしています。
2007年3月期で終了した中期経営計画「YSD50」では、経営基盤強化のための重要な経営課題への意思決定を実施することができ、長期的に事業の成長を目指す社内環境、体制をほぼ整えることができました。そして2008年3月期からは新たな中期経営計画「YGP(Yamaha Growth Plan)2010」をスタートさせ、楽器を中心に、音響、音・ネットワークの分野を“The Sound Company”領域と定義して、経営資源の積極的かつ集中的な投入によって、着実な成長を目指していきます。
■“The Sound Company”領域での成長を目指す
※PT:プロダクティブ・テクノロジー
(FA機器、高級車用内装部品、デジタルカメラ・携帯端末用外装部品)
2008年3月期から2010年3月期までの3年間を対象として、新中期経営計画「YGP2010」を進めています。「YGP2010」では、ヤマハの成長戦略を着実に実現するために、音・音楽・ネットワーク関連技術を基盤とする「楽器・音響、音楽ソフト、AV・IT、半導体事業」を“The Sound Company”領域と位置付け、グループの成長を牽引する事業として積極的な経営資源の投入を行います。これら以外の事業は、“多角化事業”領域として、収益基盤の強化を図っていき、2010年3月期では、連結売上高5,900億円、同営業利益450億円を目標としています。
■音楽・AV・電子機器の各事業で成長を狙う

デジタルピアノ MODUS®「H01」

デジタルミキシングコンソール「M7CL-48」
主力の楽器事業では、韓国や中国・中南米などを中心とした海外市場が好調に推移し、売り上げを伸ばしています。今後は、ピアノ事業では、アコースティック、デジタルに拘らない新たなピアノ融合商品の開発を進め、顧客視点でのラインアップを充実させていきます。また、業務用音響機器事業では、当社が優位性を誇るデジタルミキサーに加え、スピーカー、アンプなどの商品強化と新たな市場への事業拡大による成長を図っていきます。このほか、アコースティック楽器製造拠点の再編・強化、エマージング市場(中国、ロシアなど)での成長を図ります。
AV機器事業では、中高級Hi-Fi商品の強化、薄型テレビ周辺のフロントサラウンドソリューション分野での成長を図ります。半導体事業では、従来の携帯電話用音源LSIのほか、シリコンマイクやデジタルアンプなどの新デバイス開発を進め、競争力を強化します。
■グループの企業価値増大に寄与する多角化事業

システムキッチン「berry®」

つま恋®

inpres® X460D
リビング事業ではお客様本位のものづくりを実践し、ヤマハならではの差別化商品の継続的な展開により人造大理石シンク仕様のシステムキッチンが好評を博しています。また、商品体系の再編と拡充、生産性向上によるコストダウンとショールームの活用・強化などの施策を進めています。レクリェーション事業では、「つま恋」と「葛城」に経営資源を集中し、ヤマハが運営するリゾートとしての魅力を高めることで収益の改善を図ります。プロダクティブテクノロジー事業では、ヤマハファインテック(株)(YFT)へ事業を集中し、FA・金型・部品事業で成長し、自動車用内装部品事業のYFT移管によりシナジー効果を追求します。ゴルフ事業は、反発規制対応商品でありながら、飛距離アップができる商品力や外観デザインの高評価と、国内市場でのプロモーション活動が功を奏し、シェアを拡大しています。また、韓国・香港を中心に海外でも好調を維持しています。