天然物の有効利用を原点に
おいしさと安全な製品づくりを追求
当社は、創業以来一貫して天然物の有効利用を基本方針に、独自の技術・開発力を通してオリジナルな製品を販売してきました。天然物の有効利用の追求は、創業時のビタミンAの製造から始まりました。その後、ビタミンAをベースに培われた抽出・精製・濃縮・分子蒸留技術、水産資源の調達力、研究開発力、処方技術を活かし、改良剤や調味料エキス、海藻関連、ドレッシングなどに事業を多角化し、日本のみならず世界各地へ製品供給を行っています。また、人々の健康と未来を見据えファインフードやファインケミカル、バイオテクノロジーといった分野へも積極的に取り組んでいます。生産拠点や販売拠点を海外に設けることで、ボーダレス時代の到来に伴い急速に進む産業や社会のグローバル化に対応しています。これからも天然物の有効利用という基本方針を大切にしながら、新商品の開発力、確かな技術と厳しい品質管理で「信頼に足りうるおいしさと安全な製品づくり」を通して、社会に貢献していきます。
■当社の原点であり大きな柱の「わかめ事業」

「ふえるわかめちゃん」シリーズ。左から、良質でなめらかなわかめを使用した
「中国」、鳴門産のわかめを使用した「鳴門」、国内産わかめを使用した「国内」
、適度な歯ごたえのある韓国産わかめを使用した「韓国」
当社は、海から採りたてのわかめ特有の磯の香りを残した製品の研究を重ね、「生わかめ」の製造法を開発。1965年に「生わかめ わかめちゃん」を発売しました。76年には、より保存性が高く、簡便な商品を求める声に応え乾燥わかめフレーク「ふえるわかめちゃん」を発売し、味噌汁をはじめラーメンやスープ、サラダの具材、お酒のおつまみなどとして今日に至るまで幅広くご愛用いただいています。当社にとってわかめ事業は、大きな柱であり、家庭用食品への参入のきっかけになった事業でもあります。
■多彩なフィールドで目的に応じたおいしさと健康を追求
家庭用食品
“健康と豊かな食生活を提供する”という経営理念に沿った「ふえるわかめちゃん」「わかめスープ」「海草サラダ」「生食めかぶ」などの各種わかめ関連商品や、化学調味料・食塩が無添加の「素材力だし」、ノンオイルで低カロリーの「ノンオイルスーパードレッシング(青じそ)」などがあります。
業務用食品

業務用食品として広く使われている「花
ざいく」(左)とノンオイルドレッシング(右)
1963年に学校給食向けとして「スープストック」を発売。現在では工場や病院、自衛隊などの集団給食や産業用としても高い評価をいただくとともに、レストランなどの外食産業にもふえるわかめ「花ざいく」や和風だしの素、レトルト食品、ドレッシング類、スープ・ポタージュ類などを供給しています。
食品用改良剤

パンやケーキなどにも食品乳化剤を添加
食品用改良剤はケーキやパンをはじめ、あらゆる食品の製造に欠かすことができません。当社では、油と水の乳化を助け、食品の品質を改善する機能を持つ食品用乳化剤を展開。さらに食用にんじんを原料とした「パープルキャロット色素」など天然物を使ったさまざまな色素の製造も行っています。
工業用化成品

曇りをなくし、太陽光線の透過率を
上げる防曇剤添加の農業用フィルム
天然物を原料とし、国内シェアの大半を占めるモノグリセライドやそのほかの品質改良剤を工業分野に供給。食品包装用フィルム、食品用容器、農業用フィルム、パイプ・雨樋・玩具などのプラスチック製品、ゴム、繊維、化粧品、潤滑油および塗料・インキなどに幅広く使用されています。
■海外展開をさらに加速

シンガポール アプリケーションセンター
当社は、中長期的な経営戦略として海外での開発・生産・販売体制の強化を掲げています。この一環として、2007年3月に食品用改良剤の世界への情報発信基地として、シンガポールにアプリケーションセンターを開設しました。また、リケビタ・マレーシアでも今後の東南アジア、中国、東欧、南米などの経済発展に伴う需要拡大に対応するため、生産設備の増設工事を順次進めています。