合併から3年が過ぎ、新たに真価が問われる
もともと山之内製薬は欧州と泌尿器領域、合成技術に強みを持ち、藤沢薬品工業は米国と移植・免疫領域、発酵技術に強みを持つなど、両社には補い合う点が多く、しかも共通する自由な社風もあり、アステラス製薬の誕生は理想的だといわれた。合併から3年が経ち、今新たにその真価が問われるようになっている。2006年の社長交代とともに掲げられた経営ビジョンが「VISION 2015」である。実現に向けた、より具体的な事業計画として2010年度を最終年度とする中期経営計画も同年に策定された。米国における主力製品の特許満了の影響を吸収し、売り上げ・利益両面での成長に取り組んでいく。また、研究開発への投資を進め、さらなる成長に向けて、事業基盤を着実に構築することを目指すものだ。「VISION 2015」実現に向けての動向に、注目が集まる。




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