![特別企画 The 100th annibersary series
素材サプライヤーの頂点へ
旭硝子株式会社[5201]](images/vol81/5201_02.jpg)

世界27の国と地域、70の製造拠点に約5万人の従業員を有し、「ガラス」「電子・ディスプレイ」「化学品」と多岐にわたる事業分野で、世界の先端産業に価値を提供しつづけるAGCグループ。
ガラス、フッ素化学の関連分野で世界水準の技術を持ち、板ガラス、自動車用ガラス、TFT用ガラス基板、フッ素樹脂(ETFE)市場などで世界トップレベルのポジションにある。
AGCグループでは、「先を見据え、よりブライトな世界を創る」ことを使命に掲げ、2005年から中期経営計画 “JIKKO-2007”による成長戦略を進めてきた。この3年間で6900億円という過去に例のない大規模な投資を実施。特に、ディスプレイ事業におけるTFT用ガラス基板に、当初の予定額を大幅に上回る約2500億円を投資して、フラットパネルディスプレイ(FPD)事業を、AGCグループの収益の柱に成長させた。さらに建築用などの板ガラス事業でも、成長著しいロシア、中国、チェコにおいて、新しい製造窯をスタート。将来の事業の柱としてエレクトロニクス&エネルギー(E&E)事業も順調に成長している。
“JIKKO-2007”の最終年度であった2007年12月期は、連結売上高1兆6812億円、同営業利益1975億円、同経常利益1879億円と
いずれも過去最高を更新し、売上高営業利益率は11・7%と、10%以上を目標とした “JIKKO-2007”の財務ターゲットを達成した。

AGCグループでは、高収益・高成長のグローバル優良企業を目指し、自己資本利益率(ROE)15%以上を財務目標にすることを新たに発表した。この目標達成に向けて、2008年からスタートする3年間の新・中期経営計画 “JIKKO-2010”では、2010年までにROE12%以上の達成を目標として掲げた。売上高営業利益率は、過去最高をマークした2007年12月期のレベル(11・7%)以上を維持・継続する。
“JIKKO-2010”では、“JIKKO-2007”に引き続き、成長戦略を実行することに加えて、その実行にあたっては、あらゆる面で「質を追求」して、競争力を高めていく狙いだ。
成長戦略としては、ディスプレイ事業をはじめとする成長分野への積極的な設備投資を計画し、3年間の投資額は“JIKKO-2007”と同規模の6800億円を維持。
“JIKKO-2007”に対して3割増額する研究開発費は、事業の第三の柱として育成するE&E事業に重点配分する。また、ガラスや化学事業では、事業拡大のチャンスを逃さずに、今後も成長性と収益性の向上に取り組む。
現在、収益を牽引しているディスプレイ事業の収益性は維持し、収益規模を拡大させる一方で、将来の成長事業としてE&E事業を育成・拡大。同時に、ガラスや化学事業では事業体質を強化し、次の100年に向けて、強固で適正な事業構造を構築していく。
「質の追求」としては、資本効率をより一層重視した経営、マネジメント・品質等の向上、人材の育成に加え、グローバルでの技術戦略・研究開発の実行によって、事業体質を強化する。事業に関わるあらゆる面において「質を追求」していくことが、グローバル優良企業を目指すAGCグループにとって競争力の源泉となる。
さらに、“JIKKO-2010”では、株主還元策に関する姿勢も明らかにされた。配当性向の目安を30%程度とし、安定的な配当を堅持したうえで、連結業績や将来の投資計画等も総合的に勘案しながら、積極的に株主に還元していく方針だ。







