3本柱を一流の事業に育て
エクセレントカンパニーを目指す
三井金属鉱業株式会社[5706] 代表取締役社長 竹林 義彦
2007年3月期までに3期連続の最高益更新を果たしてきた三井金属。
しかしここに来て、業界環境の変化にさらなる対応が求められている。
それを跳ね返し、再び最高益を目指す道筋はいかに。竹林新社長に聞いた。

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三井金属鉱業株式会社
代表取締役社長
竹林 義彦
1967年三井金属鉱業入社。主に経理、人事・労政・教育畑を歩み、92年米国ジーコム(株)、電子材料・組立加工の事業ラインを経て、2007年代表取締役社長兼CEO兼COOに就任。
ご就任に際し、ミッションをどのようなものとお考えですか
短期的なものと中期的なもので、それぞれ考えていることがあります。まず、短期的には、とにかく早急に収益面の強化を図ることです。
すでに当社では2006年度に、中期経営計画の最終目標である連結経常利益550億円を達成しました。しかしながら、2007年度の連結業績は売上高6180億円、経常利益450億円、当期純利益260億円と、収益状況的には厳しくなると見ています。これを挽回して、2006年度まで3期連続で更新してきた最高益を、早期に再度塗り替えることが、私の短期的なミッションです。
中期的には、最高益更新の目標を達成したその先をどう描くかということになりますが、これについては、「三井金属をエクセレントカンパニーにする」ということを就任時の所信表明で述べました。
その際に、ここまで私を育ててくれた会社に対する強い想いと「三井金属をもっと良い会社にしたい」という気持ちは誰にも負けないとも述べました。この言葉を現実のものとすることが私の中期的なミッションであり、最終的な目標であると肝に銘じています。
2007年度の収益のお話が出ましたので、足元の状況をご説明ください。
当社グループをめぐる事業環境ですが、2007年度第1四半期は鉱山・製錬分野において非鉄金属価格の高騰が売上高増加に寄与するとともに、中間素材分野で電解銅箔・伸銅品の需要が好調に推移したことや原材料価格の上昇を販売価格に一部反映したことなどが影響し増収となりました。しかし一方では、中間素材分野のうち、市場の成長が大いに期待される液晶関連部材において、他社同様に販売価格低下の影響を大きく受け、予想通りの収益を上げられずにいます。
また組立加工分野は、全般的には堅調に推移しているものの、自動車用ドアロック製品が液晶関連部材と同様に価格競争にもまれ、厳しい局面にあります。
こうした状況下、第1四半期の売上高は、前年同期比138億円(10.1%)増加の1507億円。利益面では、営業利益で前年同期比30億円(37.7%)減少の49億円、経常利益は持分法による投資利益の減少などにより、同46億円(36%)減少の82億円となりました。




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