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CONTENTS on line vol.78 2007 ★ SUMMER  

特別企画 トップインタビュー
業界の革命児 レオパレス21

「不動産」と「金融」の融合で売上高一兆円という新しいステージに

代表取締役社長 北川 芳輝氏

アパート建築請負事業とアパート賃貸事業の両柱による
独自のビジネスモデル

――2007年3月期には連結売上高、同営業利益ともに過去最高を達成するなど、業績は非常に好調に推移。常に業界に新しい風を起こし、他社が追随できないビジネスモデルを創り上げてきた成果が大きく実ったということでしょうか。

北川 当社は1973年、東京都中野区中央の4〜5坪の事務所フロアで、総勢6名くらいの不動産のブローカー会社としてスタートしました。創業期は、私も営業マンのひとりでしたが、この頃に培われた「セールスマン・スピリット」不撓不屈の精神は、今でも会社の文化として根付いています。
戸建の建売住宅の分譲を経て、83年頃からはアパート分譲を開始。この時期に誕生したのが、分譲「レオパレス21」です。
しかし分譲というのは、土地を買って、家を建てて、売ったら終わりというフローのビジネスでした。そこで戸建からアパートに事業を切り替えるとともに、分譲したレオパレスブランドのアパートを賃貸管理・運営する賃貸事業の全国展開に着手しました。
現在シナジー効果を発揮する2本柱「請負」と「賃貸」のうち、賃貸事業の基盤は分譲の時代に端を発しています。

――バブル崩壊後には土地を担保とした借り入れが難しくなり、分譲事業も危機的な状況に陥ったそうですが……。

北川 土地を持っている方にレオパレスブランドのアパートを建築していただいて、それを借り上げて管理・運営する現在のオーナースタイルに転換したのが93年。すでに会員制による「礼金・敷金・手数料なし」という独自の管理システムを確立し、全国展開させていたので、その賃貸事業の実績を軸として「分譲」から「建築請負」のレオパレスという体制に素早く移行できました。これが、当社の最も大きな転機となりました。
転換にあたり、ワンルームアパート事業のビジネスモデルをメンバーと徹底的に討論し、細部に至るまで戦略を練りました。終始こだわったのは、当社が預かり資産として位置付ける「アパート資産による収益」を拡大していく「ストック型」の構想でした。バランスシートに負担をかけることなく、事業拡大を持続するビジネスモデルであるという点が特長です。ここで構築した細部に至るまでの戦略性が、当社のビジネスモデルの最大の特長となっています。



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