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株式会社ニッセイ 6271 | |
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株主・顧客・従業員の満足度を徹底追求し
動力・伝導機器のリーディングカンパニーへ
代表執行役 執行役社長 南川 博
価格競争力と高収益率を堅持し
営業利益率は32期連続10%超
私たちの生活を快適にする機械の動作に欠かせないのが、「歯車」や「減速機(モータ付含む)」であることをご存じでしょうか。
機械内部で動力を効率よく伝える役割を果たすものが歯車であり、機械を動作させるモータの回転数を制御し、高い回転力(トルク)を得るために不可欠なものが減速機です。歯車は自動車や産業ロボット、電動工具などに、減速機は自動ドアや高速道路のETCシステム、車椅子昇降機など、実にさまざまな分野で使われており、日常生活や社会において欠かせない存在であることがおわかりいただけると思います。
当社は、これら歯車と減速機の製造販売において、国内トップクラスのシェアを誇る動力・伝導機器の専門メーカーです。特に容量が15W〜2.2kWの減速機においては、シェア29%*1と国内第2位であり、また国内にある自動ドアの5割以上*2が、ニッセイの減速機で動いています。歯車においては、傘歯車のシェア9%*3で、OEM歯車業界トップクラスのシェアを獲得しています。
こうした高いシェアに加えて、2007年度まで、32期連続で売上高営業利益率*4が10%超という、高収益率を維持しつづけています。なぜ高いシェアと収益性を維持できるのか、当社の競争力の源泉は3つあります。
1つ目は、「豊富なバリエーションと短納期対応力」です。14万機種を超える標準品を揃え、製品在庫を持たず、受注からわずか3日で出荷可能という即納体制を整えています。
2つ目は、「多品種・少量生産と高収益率の両立」です。減速機の構成部品の9割以上を内製化することで、完全受注生産体制を確立。製品在庫を一切抱えないため、価格競争力と高収益率を維持できるというわけです。
3つ目は、「安定した交換需要」です。機械は安定した動作を保つために、定期的な部品の交換が欠かせません。つまり、当社製品には既存顧客からの安定的な需要が見込めることになります。
現在、さらなる飛躍に向けて注力しているのが、サーボモータ用減速機の開発です。サーボモータとは回転数や停止位置をコンピュータで制御できるモータであり、サーボモータの機能を活かすには精密な減速機が必要です。近年は産業用ロボットだけでなく、食品・包装・印刷機械など、当社の主要顧客である一般産業機械分野での需要が急速に拡大しています。
ニッチな市場とはいえ、無限の可能性を秘めている「減速機」と「歯車」。その製品を高いレベルで進化させ、売り上げ拡大につなげていくことがニッセイの使命であり、私たちの務めであると考えています。
*1 日本産業機械工業会のデータ(2007年度)を基にニッセイ推定
*2 ニッセイ推定
*3 経済産業省「機械統計月報」のデータ(2007年度)を基にニッセイ推定
*4 1998年3月期より連結







