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「トップの素顔」「先駆者たちの大地」「基礎知識」など役立つコラムを掲載
2006年秋号 Vol.75
代表取締役社長
鈴木 英男
5407 日新製鋼株式会社
競争の少ない独自の市場
”ブルーオーシャン”を目指す
現在の業界環境を、どうご覧になっていますか?
国内では、自動車など製造業向けを中心とした底堅い需要が継続すると思われます。しかし海外では、中国における生産能力急増の影響によって、世界的規模で汎用製品の供給能力過剰の状態や、マーケットにおける汎用製品と高付加価値製品との二極分化の状況が続くと考えています。また、鉄鉱石や石炭、ニッケル、亜鉛など原料の急激な需要増大に伴い、価格は当面高水準で推移すると想定しています。
社長に就任すると同時に「中期連結経営指針」をスタートされましたが……。
今後の厳しい環境を見据え、「グループ全体の価値最大化」を目標に掲げました。具体的には、当社グループが得意とするステンレス、表面処理、およびそれらの加工事業等の分野に積極的かつ集中的に経営資源を投入し、さらなる成長に向けた布石を打つ。そして、内外の環境変化への対応力も高めていこうと考えています。この指針のもと「持続的な成長の実現」「商品優位性の確保」「グループ全体の連結経営基盤の強化」という課題に全力で取り組んでいます。今まで以上にお客さまと用途開発、需要開発を進める。つまり、お客さまと独自の市場を創造することです。新商品、新技術開発スピードを速め、設備投資もこの3年間で従来の約2倍の1370億円を計画しています。また、人財へも積極的に投資します。「もの造りを通じて社会に貢献する」という当社グループの拠って立つところを支え、一層の成長を遂げるためには人財が不可欠です。熾烈な競争市場から抜け出し、競争の少ない独自の市場怎uルーオーシャン揩フ開拓と創造を目指し、グループ全体の企業価値最大化を実現していきます。
株主還元については、どのようにお考えですか。
2005年度は増配を実施するなど、株主還元には積極的に取り組んできました。この姿勢に今後とも変わりはありません。「中期連結経営指針」のもと配当と自己株取得を合わせた総還元性向を原則、連結当期純利益の20〜30%程度にするという方針です。
■ URL:
http://www.nisshin-steel.co.jp/
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