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CONTENTS on line vol.80 2008 ★New Year  

[誌上施設見学] [オンライン特別企画] 

使用現場本位の製品を生み出す
生産現場、研究現場のこだわり

1952年に合成接着剤「ボンド」を発売以来、
日本を代表する接着剤のトップブランド企業として
市場を牽引してきたコニシ。
「ビッグワンよりベストワン」――このビジョンは、
使用現場での使いやすさ・取り扱いやすさにこだわり、
絶えず新しい価値の創造を目指す同社を体現する言葉そのものである。

コニシ株式会社[4956]

接着剤シェアNo.1の源泉は
使いやすさへのこだわり

一般家庭用、建築内装用、生産工場用、建築土木用などコニシが生産する接着剤製商品数は約1,500アイテムに及ぶ。さらに、業界シェアNo.1を誇る接着剤以外にも、シーリング材、ワックス、離型剤、工業用テープなどの製品群を加えるとそのアイテム数は2,500超。
アイテム数の多さは、使用現場での使いやすさ・取り扱いやすさへのこだわりの強さとこだわりを製品化させる技術力の高さを示しているといえるだろう。

同社は、こうした製造メーカー機能に加え、創業以来の流れを汲む工業薬品、合成樹脂、電子部品材料の販売を展開する化成品商事事業も展開している。その売り上げ比率は、ボンド事業部門41.0%、化成品商事部門53.9%(2007年3月期連結)。安定的な成長力を有する2つの事業が、シナジー効果を発揮しながら、バランスよく構成されているところが同社の特徴のひとつといえそうだ。

「ビッグワンよりベストワン」
 

「ビッグワンよりベストワン」を経営方針に掲げ、品質第一を理念のベースとする同社は、絶えず新しい価値の創造を目指した新製品の開発に注力している。
取り扱い製品の各分野でのナンバーワン製品を育成すべく、環境・安全・顧客志向・独自性をテーマとした開発力・製品競争力の強化に邁進し、産業財産権の戦略的活用に余念がない。
最近では、独自のSUポリマー技術の開発に成功。次代の接着剤のベースポリマーとして、無溶剤・水性化の応用技術による環境・安全に配慮した製品開発へ新たな道を拓いた。

また、接着剤と一口にいっても、用途により、つまりどのような力に耐える接着能力が必要な のかによって、製品設計はまったく異なってくる。横の動きにすべりにくく剥離しやすい製品、それは一見、相反するように見える性能を同時に実現することでもある。リフォームの市場が拡大するなかで、リサイクル・分別には、「解体性を意識した接着剤」は必要だ。すでに同社の環境対応製品比率は2007年3月期には72.8%にまで拡大している。

研究開発に注力する一方、2002年3月期より、高収益体制を目指した価値創造改善活動「KTP(コニシトータルプロダクティビティ)活動」を開始。生産効率30%アップ・人員15%削減・リードタイム25%短縮の3つの数値目標を掲げた生産の合理化を進め、着実な成果を上げている。

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